スタッフォードシャードッグ(鼻黒)

なだらかにカーブした観音眉、
鼻黒、アイライン入りの目。

このお面相のユニークさは
イギリスのアンティークの中でも
群を抜いていますね！


しかしながら、この面白犬。
由緒正しくも高貴なお犬様です。

ビクトリア朝の王侯貴族が飼っていた
キャバリア・キングチャールズ・スパニエルがモデルなんです。

なんたって名前に
キングチャールズが付いてんだもの、
庶民は畏れ多くて飼えませんワ。

イギリス中西部にある
陶器で有名な州・スタッフォードシャーの
窯元で製作されたので
スタッフォードシャードッグと
呼ばれています。

職人の手作業のため
お顔も手描き。
一つひとつ微妙に違います。

当時はマントルピースの上などに
お対で飾っていたようです。

この君も本来はペアだったものですが、
相方は今いずこへ〰︎


魔除けに、
いやマスコットに
いかがでしょうか。

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