主に18世紀後半から19世紀に
大流行した
パピエマシェ(Papier-mâché)の小物入れです。
フランス製のパピエマシェは
19世紀のナポレオン3世時代(1852〜1870年頃)に
黄金期を迎え、
当時の
東洋漆器への強い憧れから
紙パルプを型に入れて硬く固め、
黒漆のような塗装を施して
金彩を施す技術が発達しました。
このサイズ感の小箱は
粉末状のタバコを
鼻から吸い込むための
「スナッフボックス(嗅ぎタバコ入れ)」として
広く使われていました。
蓋の内側と本体の縁に
カチッと噛み合うような
しっかりとした段差(フランジ)が作られており、
これは中のタバコ粉末が
湿気るのを防ぎ
またバッグやポケットの中で
粉がこぼれないようにするための
職人の精巧な技術です。
蓋に書かれている文字は
フランス語の古いゴシック体で
"En user, Vous"
(どうぞお使いください / あなたのためのものです)という意味です。
当時のヨーロッパでは
嗅ぎタバコを嗜む友人や恋人へ
小箱をプレゼントする習慣があり、
こうした親愛のメッセージ
(既製のものや特注のものもある)がデザインされた
箱が数多く作られていました。
紙とは思えないほど
カチッとした質感と
時を経た金彩の風合いが
歴史を感じさせる
アンティークピースです。
商品詳細
| サ イ ズ | 横幅5.2cm×高さ2cm×奥行3.2cm |
|---|---|
| 生 産 国 | フランス |
| 素 材 | 紙、メタル |
| 配送方法 | レターパックプラス(¥600/対面配達·補償無し) |
| ※以下の配送方法も可能です。 変更をご希望の場合は、備考欄にご入力ください。
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